チョークアートとは?

こんにちは。チョークアート工房もりのこりすです。

チョークアートとは


学校の白墨チョークではなく、黒板にクレヨンに似たオイルパステルと言う画材を使って指で描く温もりのあるアートです。
カフェやレストランのメニューボード等に看板アートとして使われるほか、現在はウエルカムボード、インテリアなど様々な分野で広く親しまれています。

デザインや色使いにより、ポップな印象と高い明度の作品からシックで落ち着いた印象のものまで幅広く表現できます。

独特のグラデーションが存在感を持つアートで、最後にコーティングを施すため絵や文字は消えません。
もりのこりすでも5年以上使用しているチョークアートの黒板ボードがありますが、色も変わらずお客様の目を楽しませています。
ただし、直射日光が当たる、屋外で雨風に当たるなど設置条件によっては1年持たない場合があります。

現在では、画材の種類に関わらず黒板に描くアートは全てチョークアートと呼ばれています。

画材


画材として使うオイルパステルとは顔料をワックスと油でねり、柔らかな描き味をだすようにした棒状の画材です。
パステルは直接指で持って描くので、皮膚への影響や、指から口に入ったときの健康への影響を特に考慮する必要があります。
もりのこりすでは、有害な材料を 一切使っていない、安心してお使いいただけるホルベイン社の100色のオイルパステルを使って教室をしています。

チョークアートの発祥


チョークアートの発祥は、イギリスのパブ看板といわれています。
イギリスからの移民と共にオーストラリアに渡り、オーストラリアの看板職人によってよりカラフルでアーティスティックな現在の形となりました。
元々は白墨チョークで描かれていたものでしたが、耐久性や色のニーズによって、徐々にオイルパステルで描くことが主流となりました。

オーストラリアのチョークアート


オーストラリアでは、アートというより看板屋の一手法と認識されています。
オーストラリア全土、特にクイーンズランド州ブリスベンやゴールドコーストの飲食店において比較的頻繁に見られます。
しかし近年、多方面に渡り活躍するアーティストと工房が増え、観賞用をはじめ、ランチマットや皿、カップなどのテーブルウエア、個人宅の表札、時計など、多彩な商品展開をしており、看板の一手法からオーストラリア発祥のアートの1分野という認識に変わってきています。

オーストラリアのチョークアート教室


チョークアーティストが直接指導する専門学校がゴールドコーストあり、数十時間のレッスンを受講することで受講者全員に各学校から独自の民間資格証明書が発行されます。
オーストラリアの女性アーティスト、モニーク・キャノン講師として広く知られるほか、かつてモニーク・キャノンのアトリエで講師を担当していた女性アーティストリサ・ポラック、ジェフ・ハプフェルドの学校が精力的に活動を行っています。

現役アーティストの工房でプロから直接指導を受けるこのシステムを、Australian Adventur Study Tours(AAST)といい、アーティストと共同企画・開発した独自の新システムです。
この新システムは、本来、自らの技法を外部に伝えたがらなかったオーストラリアのアーティストの認識を変え、全豪でも類を見ないユニークな専門学校として注目を浴びました。
また、企画・PRを担当するAASTが日系企業であることから、受講者のほとんどが日本人であることも特徴です。

日本のチョークアート


日本におけるチョークアートは、オーストラリアに渡って技術を学んだ者が、日本にその技術を持ち帰り各自に広めたのがはじまりです。
現在日本でもチョークアートは広く認知されつつあり、各チョークアート教室の受講者や、オーストラリア各学校の卒業者の数も増えてきています。
講師としてチョークアートのレッスンを行っている卒業者も増え、現在は気軽に作品を購入したり、教室でレッスンを受講できるようになっています。

日本で、はじめに設立したチョークアートの協会は、「日本チョークアート協会」であり、その後も数多くの協会・団体が任意で設立されてきています。
しかし、オーストラリアの専門学校及び日本各協会が主催する教室の卒業者の場合、全員に民間資格証明書が与えられ同じ肩書きとなるため、個々人の実力にかなり差がある場合があります(講師も同様)。

日本に存在するチョークアート権利団体


●日本チョークアート協会
●CAA日本チョークアーティスト協会
●モニークチョークアート協会

それぞれが特色を持った個別の活動をしています。
もりのこりすは上記協会に属さないチョークアート工房です。

もりのこりすの教室


下書きがあるので初心者や絵の苦手な方でも安心して体験いただけます。

対象年齢は5歳から100歳です。
体験対象に合わせてわかりやすく指導いたします。
「上手に描く」教室ではなく、「色を楽しむ」「描くを楽しむ」「自分らしい作品」に重点を置いた教室です。
もちろん、上手に描きたい方には上手にかけるよう指導いたします。

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